10月 22, 2020
シェリー・スチュワート・ジュニア
椅子
億万長者座談会
シェリー・スチュワート・ジュニアは、E.I.デュポン社の最高調達責任者を退任。最高経営責任者(CEO)直属の役職として、調達、グローバル調達、ロジスティクス、不動産・施設サービスを指揮し、サプライヤー管理の戦略的アプローチによる利益の実現、施設の効率的な活用と不動産のフットプリントの最大化に注力した。シェリーはダウ・デュポンの合併において、シナジー効果の削減を実現し、3つの独立した世界トップクラスの企業への転換を支援する2つの新組織の立ち上げを支援するなど、重要な役割を果たした。現在、シェリーは調達業務改善に特化したブティック型コンサルティング会社、Bottom Line Advisory LLCを率いている。
2005年から2012年にデュポンに入社するまでは、タイコ・インターナショナルのオペレーショナル・エクセレンス担当上級副社長兼最高調達責任者として最高経営責任者に直属し、サプライチェーン、調達、情報技術、施設、不動産、貿易コンプライアンス、リーン・シックス・シグマ・イニシアチブを全社的に統括。2003年にタイコに入社し、最初はサプライチェーン管理担当副社長を務めた。それ以前は、Invensys PLCでサプライチェーン担当上級副社長を務めた。それ以前は、レイセオン社でサプライチェーン管理担当副社長を務めた。ユナイテッド・テクノロジーズ・コーポレーションには19年間在籍し、ハミルトン・スタンダードの調達担当バイス・プレジデントや、同社のワールドワイド・ソーシング担当ディレクターなど、責任ある役職を歴任した。
シェリーは現在、オーティス・ワールドワイドとコントア・ブランズの取締役を務めており、監査委員会と指名・ガバナンス委員会の委員を務めている。シェリーは、2016年4月に売却されるまで、ルイジアナ州の規制対象公益企業であるクレコ・コーポレーションの取締役を5年間務めた。また、Billion Dollar Roundtable Inc.(BDR)の会長に選出され、BDRの戦略的方向性の策定に貢献している。BDRは、企業のサプライヤーダイバーシティ・エクセレンスを推進し、会員企業を通じてベストプラクティスを推進するトップレベルの提言組織である。